会長ごあいさつ

その繋がりを未来へ、そしてチカラへ

 

名城大学薬学部同窓会

会長 黒野 俊介

 

 会員の皆様、こんにちは。

 このたび令和669日開催の代議員総会にてご承認をいただき、会長職を務めさせていただくことになりました31回生の黒野俊介と申します。どうぞよろしくお願いいたします。このような大役を担うことができ、心より光栄に思っております。また、会員の皆様には日頃より同窓会活動にご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。

 さて、薬学部同窓会は、会員相互の親睦を図り、併せて名城大学薬学部の発展に寄与することを目的としています。そこで、私が掲げました同窓会のスローガンは「その繋がりを未来へ、そしてチカラへ」です。このスローガンに込めた思いは、私たちの絆を未来の世代へと繋げ、共に力を合わせて更なる発展を遂げていくことにあります。私たちの母校は、学問を追求する場所であると同時に、人生の多くの大切な瞬間を共に過ごした場所でもありました。あの頃の思い出や、共に学んだ仲間たちとの絆は、今も私たちの中で色褪せることなく息づいています。その絆を次の世代に繋いでいくことこそが、私たちの責任であり、使命であると感じています。また、昨今、社会は急速に変化し、私たちを取り巻く環境も大きく変動しています。そんな中で、私たちが同窓会を通じて果たすべき役割は、ただ単に昔の思い出を語り継ぐことにとどまらず、互いに助け合い、学び合う場として、また社会貢献を果たす場として進化し続けることだと考えています。

「その繋がりを未来へ、そしてチカラへ」というテーマに込めたもう一つの意味は、私たちがこれからも困難に立ち向かい、力を合わせて成し遂げることの大切さです。ひとりひとりの力は限られていますが、同窓生として繋がり合うことで、無限の可能性を引き出すことができると信じています。例えば、卒業生同士がそれぞれの専門分野での知識や経験をシェアし合うことで、各分野の発展に寄与することができるでしょう。また、地域社会への貢献活動や、後輩たちへの支援も私たちの大切な役割です。これらは、単に社会的な意義を持つだけでなく、私たち自身の成長にも繋がると信じています。

 同窓会活動は、決して一方通行ではありません。会員の皆様からのご意見やご提案を大切にし、より良い同窓会を築いていくためには、皆様のお力添えが必要不可欠です。今後とも、会員一人一人が主体的に参加し、共に歩んでいけるような環境づくりを進めて参りますので、何卒ご協力をお願い申し上げます。

 最後に、諸先輩方が築いてこられた繋がりを大切にしながら、新たな時代へ向けて共に歩んでいくことができるよう、一層の努力をしていく所存です。会員の皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げるとともに、同窓会が更に充実した活動を行えるよう、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 どうぞよろしくお願い申し上げます。